禅の修行者を「雲水」と呼びます。それは青空に白い雲が何のこだわりもなく漂い、また谷川の水が決してとどこおる事なく流れている様を禅の真髄にみたて、こだわりを捨て物事に執着しない生き方を目指しているからです。禅の修行者ばかりで無く、誰でもが『行く雲、流れる水』の如く、物事にあまりとらわれない生き方をすれば、きっとさわやかで心豊かな人生を送る事ができるはずです。 この永平歳時記(永平寺版雲水日記)は今から20年以上も前、私が永平寺で修行していた時のもので、現在の修行風景と多少異なっている所があるかも知れませんがご了承下さい。