『おじいちゃんや、おばあちやん等のお年寄りと一緒に生活をしている子供達は、違うんですよ』と、それはある小学校の先生との会話の中から出て来た言葉でした。おじいちゃんや、おばあちゃんと一緒に生活している子供は、友達から親切にされたり、物を貸して貰(もら)ったりした時に、直ぐに『ありがとう』と言えたり。
或いはチョットした事でも『おかげさんで』と感謝する事が出来るというのです。我々、大人でも中々言えない言葉を、何気なく、それも気負わずに言えるというのです。
何故か?と言えば、お年寄りと一緒に生活をしている子供達は、どんな時におじいちゃんや、おばあちゃんが『ありがとう』や『おかげさんで』という言葉を使うのか、実際に見たり、聴たりしているからだというのです。たとえば他人から親切にされて、嬉しかった時に『ありがとう』と言うんだな!と自分で感じ、学習して行くというのです。
そして又物資の乏しかった戦争の時代を経験したお年寄りは、一般的に物を大切にし、粗末にしません。ですからまだ使えそうだったりすると『勿体ない』と言って中々捨てません。若い人が、うちの年寄りは、物が捨てられなくて本当に因っているんです。物を収納して置く場所が、どんどんなくなって仕舞って!と嘆かれます。しかし使い捨ての時代は終わり、今はリサイクルの時代です。物を大切にし粗末にしないという事はとても大切な事です。そのようなお年寄りの生き方を見て育った子供達は『勿体ないよ!』と自然に言えるようになり、又その子自身も物を大切に出来るようになるというのです。 |